第1話・・「○○しときゃ良かった」と言わないで済むように

『そもそも自衛官が、お金の事をとやかく言うのはみっともない。』 『退職後も国が面倒見るべきだし、現に退職金も年金もある。大丈夫じゃないの。』 『投資!?要は博打だろ。大損したらどうする?』 筆者が退職前に思っていたことです。  ところが、退職後の環境は全く違ったものでした。 『退職した途端、全くただの人。お金のことも自分で考えないと誰も助けてくれない。』 『貯金じゃお金は増えないし、どうする?』 『投資と投機、全然違うじゃないか。もうちょっと勉強しときゃ良かった。』...

「『人生100年時代』を生き抜くマネープラン」(第5話)

第1編 「年金」について  本テーマのトップを切って、5回に分けて、老後の生活費の中心や残された家族の生活の糧となる「年金」について取り上げます。1~4回は老後の生活費の中心となる「老齢年金」について、5回目は残された家族の生活の糧となる「遺族年金」についてお話ししたいと思います。 「年金は老後生活の要(かなめ)」(5)  ▼はじめに...

第1回 「やってみないと..(資格に挑戦)」

 コロナ禍は、ようやく落ち着いてきてマスクもほぼ個人判断になりました。 いよいよ、自分の時間を楽しむ時期になったようです。こんな今、今ここに与えられた時間を活かして自己啓発に勤(いそ)しんでおられる方もおられると思います。  それでは、第1回目の『人生探索教室』を始めます。今回は、「やってみないと..」です。 よくスポーツ選手が「頂上を極めると違ったものが見えてくる」と言っていますが、頂上を極めることによって、努力を積んでも今まで見えなかったものが見えたり、思ってもなかった喜びを感じたり、さらには新たな課題が湧いて来たりします。...

自衛官にとっての「人生100年時代」(19)

幸福な「人生の後半」を全うしよう! シリーズを終了するにあたり 「『人生100年時代』を我が事として考えよう」との見出しで、「定年後も〝長い〟人生は続く!」ことを強調して始まった本シリーズも今回で19回を数え、いよいよ最終回となった。 自衛官は益々忙しくなる...

自衛官にとっての「人生100年時代」(18)

準備は早ければ早いほど良い 本シリーズは、今回と次回、退職後様々な人生を歩んでいる先輩の体験談をお送りする。参考にして頂きたい。 自分のことは自分でやる  私は、平成21年4月に定年退職し、援護担当者にお世話を頂き再就職、令和元年9月に再々就職して、現在、第3の人生を歩んでいるが、現職とは全く違う世界であるとつくづく思う。...