~つみたて枠の投資信託商品の選択~

 金融機関での新NISAの口座開設ができれば、次は商品選択です。商品選択のキーワードは、インデックス型と分散です。

 投資信託は、専門家が運用しますが、その運用の方法によって、インデックス型とアクティブ型に分類されます。インデックス型は、日経平均株価などの指標と同様の値動きを目指すように運用するものです。一方、アクティブ型は、インデックス型よりも積極的に運用し、より大きな利益を追求する運用方法で、インデックス型に比べると一般的に運用管理費用が高くなります(運用管理費用とは運用の専門家に継続的に支払う言わば手間賃)。しかし、これまでの運用実績を見るとアクティブ型もインデックス型もあまり変わりません。従って、運用管理費用の安いインデックス型を選択されることをお勧めします(金融機関のNISA対象投資信託商品一覧などでインデックス型かアクティブ型の確認ができます)。

 次に分散です。投資信託商品は、1つの商品でも多くの株式等に分散投資されていますが、商品によって、国内株式を対象としたもの、外国株式(米国などの国や欧州や世界などの地域)を対象としたものなどがあります。

 どの商品も分散されていますが、より分散させる方法として全世界を対象とした商品を選択するのも良いと思います。現在は、ちなみに全世界株式(オール・カントリー)と名の付いた商品が人気を集めているようです。

 また、為替リスクを考慮して、国内株式対象商品と全世界や外国株式対象商品を組み合わせて、それぞれの商品に資金を分散して投資するもの有力な選択肢かと思います。

 更に、もっとリスクを抑えたい人にはバランス型という商品があります。商品名に6資産や8資産と記されています。国内外の株式に加え、国内外の債券なども組み込んだ商品です。運用管理費用は少し高くなりますが、年齢的に長期投資が難しい人にとっては、十分選択肢になります。

 インデックス型及び分散を念頭に、選択した金融機関のホームページなどで人気商品(純資産残高が増加している商品)を参考にすれば選択も楽になります。また、複数商品に投資できますから、無理に選択せず、例えば全世界株式と国内株式及びバランス型に1万円計3万円という投資方法もあります。

 つみたて投資を始めたら途中で価格が下がっても、慌てることなく投資を継続しましょう。その理由は、次回の大事なポイントで紹介します。