自衛官にとっての「人生100年時代」(15)

「コミュニケーション能力」を高めよう!  「教養」をテーマとした前回の最後の方で「民間人と自衛隊以外の話題で話がはずむか」「民間人を惹きつける話題を持っているか」を問うたが、いくら話題を持っていても「コミュニケーション能力」が高くないと話が弾まないのは明らかだろう。  翻って、退職自衛官のセカンドライフを考えると、再就職先で「国防や自衛官へ理解最優先」とはほぼ期待できず、ドラマのような展開にはならないだろうとの思いが余計に強まった。...

自衛官にとっての「人生100年時代」(14)

「教養」を高めよう!  前に紹介した、元サッカー日本代表選手のセカンドキャリアをドラマ化した「オールドルーキー」が9月11日、終了した。当初から予測はしていたが、主人公は「アスリート最優先」の姿勢を貫き、最後は上司さえも屈服してハピーエンドに終わるとの筋書きだった。  翻って、退職自衛官のセカンドライフを考えると、再就職先で「国防や自衛官へ理解最優先」とはほぼ期待できず、ドラマのような展開にはならないだろうとの思いが余計に強まった。...

自衛官にとっての「人生100年時代」(13)

「意識改革」の4ステップ 「意識」は遺伝子さえ変えられる!  最近、「意識は遺伝子(DNA)さえ変えられる」という筑波大学名誉教授の論文を知る機会を得た。教授によると、遺伝子は決して生まれつきの固定的なものでなく柔軟性があること、心の状態や意識次第で新しい人間性や才能を見出せるというのだ。つまり「意識こそがすべてのすべて」であり、人は「意識」を変えることによって、一生涯、進化できる可能性があると説いておられる。...

自衛官にとっての「人生100年時代」(12)

“意識を変える” 「癖」をつける  最近、防大1期生の大先輩の「オーラル・ヒストリー」や80歳代になって書かれたものを読ませていただく機会があった。そこには、防大入校以来、宿命のように背負わされた重荷に果敢に立ち向かった自衛官人生が見事に記録され、かつ70歳をこえたばかりの筆者などが到達できない、80歳代の「境地」が余すところなく綴られていた。  そして、人生の節目毎、役職毎にそれに相応しい「意識」とか「志」を持つ大切さや人生の「奥の深さ」までも教えられ、ワクワク感が増大した。 「意識」を変えることは難しい...

自衛官にとっての「人生100年時代」(11)

「趣味」が自分の『未来』を創る ドラマ「オールドルーキー」  元サッカー日本代表の引退後のセカンドキャリアをドラマ化した「オールドルーキー」が始まった(TBS、毎週日曜日午後9時放映)。  6月末時点でまだ1話だけだが、主人公は、37年間、サッカーに打ち込み、サッカー以外に何も知らないまま社会人デビューしてドン底を味わった。だがそれも束の間、アスリートの経験が徐々に頭角を現していく。毎回、様々なドラマが展開され、最後はハピーエンドに終わる物語であると予測する...

自衛官にとっての「人生100年時代」(10)

「キャリア・プランニング」の勧め 自衛官は益々忙しくなる  ウクライナ情勢は、我が国、中でも国家防衛の第一線に立つ自衛官にとって「対岸の火事」で済まされないのは明白だ。情勢も厳しくなり、即応性の維持、日々の教育訓練、眼前の職務をこなすため、益々多忙になるだろう。  とは言え、これまで縷々述べてきたように、人生の後半に向けて必要な準備の手を抜くとその “ツケ” はやがて現実のものになる可能性がある。...