第1回 「やってみないと..(資格に挑戦)」

 コロナ禍は、ようやく落ち着いてきてマスクもほぼ個人判断になりました。 いよいよ、自分の時間を楽しむ時期になったようです。こんな今、今ここに与えられた時間を活かして自己啓発に勤(いそ)しんでおられる方もおられると思います。  それでは、第1回目の『人生探索教室』を始めます。今回は、「やってみないと..」です。 よくスポーツ選手が「頂上を極めると違ったものが見えてくる」と言っていますが、頂上を極めることによって、努力を積んでも今まで見えなかったものが見えたり、思ってもなかった喜びを感じたり、さらには新たな課題が湧いて来たりします。...

自衛官にとっての「人生100年時代」(19)

幸福な「人生の後半」を全うしよう! シリーズを終了するにあたり 「『人生100年時代』を我が事として考えよう」との見出しで、「定年後も〝長い〟人生は続く!」ことを強調して始まった本シリーズも今回で19回を数え、いよいよ最終回となった。 自衛官は益々忙しくなる...

自衛官にとっての「人生100年時代」(18)

準備は早ければ早いほど良い 本シリーズは、今回と次回、退職後様々な人生を歩んでいる先輩の体験談をお送りする。参考にして頂きたい。 自分のことは自分でやる  私は、平成21年4月に定年退職し、援護担当者にお世話を頂き再就職、令和元年9月に再々就職して、現在、第3の人生を歩んでいるが、現職とは全く違う世界であるとつくづく思う。...

自衛官にとっての「人生100年時代」(17)

「生涯学習」や「資格」に関心を持とう 本シリーズは、今回と次回、退職後様々な人生を歩んでいる先輩の体験談をお送りする。参考にして頂きたい。 8年かけて教養学士の学位を取得  私は、平成22年に自衛隊生活を終え、防衛産業の顧問として第2の人生を始めた。退職後は色々なことにチャレンジしたいと決意し、手始めに「メシの種」に繋がるとは限らない分野を勉強することを思い立ち、放送大学の教養学部(教育と心理コース)を選択した。...

自衛官にとっての「人生100年時代」(16)

「人間性」を育てよう 「人間性」が合否を左右する!  本シリーズは、年明け以降、退職後に様々な人生を歩んでいる諸先輩の体験談から「現役時代にやったことが役に立った」「やっておけばよかった、後悔している」などの本音トークを取り上げることを計画している。  「人生100年時代」を迎え、退職後の「人生の後半戦」のために、現役時代から心がけて準備しておくことなどについて15回にわたり縷々述べてきたが、その最終回として、これまで幾度か触れた「人間性」という最も難しいテーマで締めくくりたいと思う。...